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熱い想いでお客様からもスタッフからも愛されるエリア長 芝池静也

リフォームアドバイザー イメージ写真

偶然の出会いから感じた、社員の圧倒的な「熱量」。

学生時代は中学まで野球をしていましたが、高校・大学時代は主にアルバイトに時間を費やしました。兄弟が多かったこともあり、学費は自分で稼ぐのが当たり前という環境で、回転寿司と海鮮居酒屋という飲食店の掛け持ちでアルバイトに明け暮れていました。卒業が近づいたころどちらのバイト先からも社員登用の誘いを受けていたため、正直なところ、大学4年の9月頃まで本格的な就職活動はしていませんでした。

しかし「せっかく大学に入ったのに、就活を経験せずに社会人になって後悔しないか?」と思い立ち、近いスケジュール開催される合同説明会に参加することにしました。特定の業界や職種に絞り込んでいたわけではなく、何の会社が入っているかも知らずに参加した会場で、たまたま目に入ったのがCONY JAPANのブースでした。

社名を聞いたことがなかった会社なので素通りしようとしたところを、スタッフの方に声をかけられて立ち止まったのが最初の出会いです。建築やリフォーム業界は全く想定外でしたが、そのブースから伝わってくる社員の皆さんの尋常ではない「熱量」に惹きつけられました。そして、いくつかの会社を見た中から応募しようと決意しました。

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何をするかより、誰とするかを考え入社を決意

CONY JAPANとの出会いは偶然でしたが、入社を決意した決め手は明確でした。それは「誰と働くか」という軸です。アルバイト先の社長が「どんな仕事をするかよりも、誰と一緒に働くかが最も重要だ」と常々おっしゃっていた影響を強く受けていました。

合同説明会で感じた熱量は、選考が進む中でも一貫していました。そして最終的な決め手となったのは、内定をもらったあと、偶然に当時の店長とエレベーターで一緒になり、急遽、社長も交えた夕食に誘われたことです。

そこで店舗訪問の経験がないことを伝えると、店長が「じゃあ俺のところに来いよ」と言ってくださり、店舗見学へ行くことになりました。店長は私とわずか5歳しか離れていないのに、お客様への対応や店長としての責任感、仕事への向き合い方が本当に立派で「かっこいい」と心から憧れました。

「5年後、自分もこの店長のような人になりたい」。この人から直接学びたいという強い想いが、他にも内定をもらっていた他社ではなく、CONY JAPANで頑張っていくという決意を固めさせてくれた瞬間でした。

ゼロからのスタートと最初の挫折

入社後は、1ヶ月間の合宿研修からスタートしました。建築の知識はゼロでしたし、就職活動をほとんどしていなかった私は、社会人としての礼儀作法や挨拶、名刺の渡し方といった基本的なビジネスマナーすら知らない状態でした。しかし、研修ではそれらを基礎の基礎から丁寧に教えてもらえたので、意欲さえあれば十分についていける環境でした。

研修を終え、いよいよ店舗配属。当時はまだ若手の先輩である副店長や主任に同行させてもらいました。入社間もない先輩たちが、すでに何百万円もの大きなリフォームを任されている姿や、お客様への巧みな対応を目の当たりにし「3年くらいのキャリアでここまでできるんだ」と、衝撃と期待で胸が膨らみました。「自分も早くこの人たちに追いつきたい」という想いで、がむしゃらに仕事に取り組みました。

しかし、入社1年目は、正直なところ平均的な成績でした。なんとなく「主任になれたらいいな」くらいの気持ちでいたのですが、初めての全社総会で、同期が2人も主任に昇格したんです。自分は名前を呼ばれなかった。その時、言葉にできないほどの悔しさがこみ上げてきました。

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悔しさと責任感

1年目の終わりに味わった悔しさは、私にとって最大の起爆剤となりました。元々掲げていた「3年で店長」という目標を達成するためには、同期と同じペースで昇格していては間に合わない。そう考え「次の半年で主任を飛び越え、飛び級で副店長になる」と決意しました。

この時、私を強く突き動かしたのは、「恩返し」と「責任感」でした。 まず、入社後まもなく結婚し、子どもが生まれたため、一家の大黒柱としての責任感が強くなりました。また、常に「お前ならできるから、絶対上がってこい」と応援してくれた先輩方や、事業部を越えて気にかけてくださった社員の皆さんへの恩返しとして、「成長した姿を見せたい」という想いが湧き上がりました。

そして、この目標を達成するために、当時の店長のもとで必死に働き、半年で副店長に昇格を果たしました。その後も目標達成に向けて邁進し、入社3年目で念願の店長職を正式に任せていただくことになりました。店長に就任した時は、達成感よりも「これから自分に務まるのだろうか」という不安の方が大きかったですが、応援してくれた先輩たちが「ようやく同じステージに来たね」と喜んでくださったことが、次の原動力となりました。

お客様からの信頼と部下の成長

店長、そしてエリア長としてキャリアを重ねる中で、リフォームという仕事の醍醐味を深く感じるようになりました。特に印象的だったのは、年次の浅い私に対しても、大きな信頼を寄せてくださった2組のお客様とのエピソードです。

一つ目は、入社2年目に担当した4階建てビルの改装工事。まだ経験の浅い私に任せていただいたのですが、完工後、お客様が社長宛てに手紙を送ってくださったのです。そこには私の仕事ぶりへの感謝と、「彼をぜひ昇格させてあげてほしい」という応援の言葉が綴られていました。同世代の娘さんをお持ちのお客様が、私の成長をまるでご自身のお子さまの成長のように喜び、温かく見守ってくださったことは、信頼関係が築けている証であり、今でも営業としての大きな励みとなっています。

二つ目は、入社4年目に担当した中古物件の全面改装を検討されているお客様。私は、予算重視のプランとは別に「私の家ならこうする」という想いを込めた提案プランを作成しました。その熱意が伝わったのか、お客様は「あなたが良いと思う工事を全てやってほしい」と、私に一任してくださったのです。最終的に追加工事を含め1,500万円規模のリフォームとなり、その仕事を通じて得た経験とお客様からの信頼は、私にとって大きな財産となりました。

そして今の私にとって最大の喜びは「部下の成長」です。 特に印象的なのは、初めての新卒社員を店長として預かった時の経験です。その社員は入社当初は決して能力が高い方ではなかったのですが、後ろ向きなことを一切言わず、ひたむきに努力を続けることができる性格でした。その結果、入社2年目にして年間トップの成績を収め、MVPを獲得したのです。

能力の高さではなく、1年間の取り組み方次第で成長スピードは大きく変わることを、部下から改めて教えてもらいました。今、エリア長として部下の昇格や成長を見届ける瞬間は、自分の昇格以上に嬉しく、マネージャーとして最もやりがいを感じる瞬間です。

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成長に必要なのは「チャレンジ精神」

現在、私はエリア長として複数の店舗をマネジメントする立場にありますが、常に意識しているのは「口だけでなく行動で示すこと」です。社長から厳しく指導された「挨拶や身だしなみ・掃除といった、人としての基本的なこと」を、部下のお手本として徹底することを心がけています。

これからCONY JAPANに入社される皆さんには、ぜひ「質より量」を意識して、若いうちから多くの経験を積んでほしいと思います。リフォームの知識がゼロから始まる人がほとんどでしょう。知らないこと、やったことがないことばかりだと思いますが「できる限りの準備をし、まずやってみる」という一歩を踏み出す習慣が、皆さんの成長速度を決めます。

そして、私たちが一番一緒に働きたいのは「僕にやらせてください」と、常に前のめりに手を挙げられる人です。完璧でなくても構いません。やる気やチャレンジ精神があれば、私たちは全力でサポートし、成長できるよう徹底的に指導します。失敗を恐れず、ひたむきに頑張り続けること。それができれば、CONY JAPANは皆さんの能力を大きく開花させられる場所です。熱い想いを持って飛び込んできてくれる仲間を心待ちにしています。

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